当法人では、特定処遇改善加算が開始された当初から、毎年度計画書及び報告書を提出し、特定処遇改善加算Ⅱを取得しております。

賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容

1.入職促進に向けた取組

他産業からの転職者、主婦層、中高年齢者等、経験者・有資格者等にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築

 介護経験者に限定せず、子育て中の方や65歳以上の方等、幅広く受け入れ、時間も柔軟に面接に応じる仕組みにしております。

2.資質の向上やキャリアアップに向けた支援

研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動

 研修の受講を推奨し、シフトの調整や休暇の取得により資格取得にチャレンジできるサポート体制が整っております。

(例 平成31年2月16日 介護講習会(札幌)、平成31年4月25日 介護体操講習会(らいふてらす三笠店)、令和3年11月 認知症介護基礎研修(美唄市社協)等)

3.両立支援・多様な働き方の推進

職員の事情等の状況に応じた勤務シフトや短時間正規職員制度の導入、職員の希望に即した非正規職員から正規職員への転換の制度等の整備

 子育て・ご家族の介護等、職員の事情に応じた柔軟な勤務シフトの作成や、事情を鑑みながら有給休暇の取得推進に取り組んでおります。また、本人の実力と希望を考慮し、パートから正職員化の流れにも取り組んでおります。

4.腰痛を含む心身の健康管理

事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備

 管理者を中心に、トラブル等が生じれば、直ぐに介護事業部統括担当者へ連絡が入る流れを徹底しております。マニュアルをベースに、迅速かつ適確に、必要な情報の連絡が現場から統括担当者、そして代表者へ入るよう体制を整えております。

5.生産性向上のための業務改善の取組

業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減

 毎日の事務処理に関するマニュアルの作成や、個人情報の保護に留意しながら利用者様の様子や大切な情報を共有するためのノート作りに取り組んでおります。

6.やりがい・働きがいの醸成

地域包括ケアの一員としてのモチベーション向上に資する、地域の児童・生徒や住民との交流の実施

 地域の福祉施設の草刈りに取り組み、同じ福祉施設として情報交換も含めた対話を行っております。